テーマ性のあるライフスタイルの提案
2000.06.02
入居者は、箱型の同じような仕様の建物に満足しているのでしょうか?また人は何を基準に住まいを選ぶのでしょうか。

画像1
Romio & Juliet 夜景


まず、第一回目の主題は「テーマ性のあるライフスタイルの提案」です。
次の疑問について考えてみてください。

・箱型の、同じような仕様の建物に顧客は満足しているのか?

賃貸マンションと言うとすぐに連想するのが、どれも同じ箱型の無機質な建物です。
名前だけが違っても中身は横並びで何の変哲もない。あなたならそんな所に住みたいと思いますか。
画像2
モニュメント
バブル崩壊後、賃貸マンションに限らず建築業界全体の市場が低迷したため、多くの地主さん達は方向性を見失っていました。
そこで持ちあがったのが、建てる側の論理の押し付けという問題です。
いえ、この問題はここ十数年の問題ではなく、日本においては常に付きまとっていた問題だったのかもしれません。
確かに建てる側からすれば、同じ箱、同じ間取りの部屋を並べればコストは抑えられるかもしれない、しかしそこには、「建てるのはこちらなんだから、借りるあなた方はこれで我慢しなさい」というような驕りがなかったでしょうか。
でもこの考え方はおかしいと思いませんか。
最終的にお金を払うのは誰ですか?
それは賃借人(入居者)ではありませんか。
では、入居者が喜ぶ建物、入居者が喜ぶ部屋が必要なのではないでしょうか。
今までは、これしかないから仕方がないと不満に思いながらも我慢して住んでいた、ところがこれからは、一人一人の嗜好を満足させるものでなければ選んでもらえない時代になって来つつあります。
言いかえれば、今までと同じような建物を建てていたのでは、思うような収益を上げる事ができなくなるということです。