生まれ変わったマンション
2000.07.17
日本初の本格的リノヴェーション

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リノヴェーション前と後のエントランス


今回は、日本初のリノベーション物件をご紹介します。リノヴェーションとは、かねてからご説明している通り、既存の建物を全く新しい価値を持つ建物に生まれ変わらせる事です。アメリカではこの手法が一般的になっていますが、ここ日本でもようやくリノヴェーションの新たな波が押し寄せようとしています。
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横浜市に建つ一軒のマンションが、リノヴェーションによって一新しました。最初の写真をご覧ください。よく見かける4階建てのマンションです。よく見ると入り口のすぐ脇にはごみ集積場があって、その脇をすり抜けてマンション内に入っていくような作りになっています。それが右側の写真を見るとどうでしょう。ごみ集積場は煉瓦作りの建物の中に移動して、エントランスもステップを上がって正面から入っていけるようになりました。もちろん、ごみ集積場は扉がついて、目隠しされます。グリーンの衝立でプライバシーもしっかり確保されています。

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建物の外観はどうでしょう。写真2と写真3の違いに注目してください。同じ角度から撮影していますが、パッと一目見た印象がまるで違います。リノヴェーション後の2階から4階にかけての壁面に入っている帯と屋上のトリムが、平面的だった建物を立体的に見せ、色彩的にもアクセントをつけている事にお気づきでしょう。実はこの部分は、不燃性で有害な煙が出ない発泡スチロールに樹脂をかぶせて40mmの厚みを持たせた素材を加工して取り付けているのです。これは軽くて加工しやすい事に加えて、外断熱効果も高めています。次のページもご覧ください。