建築物の「刷新」について考えます。
2000.06.02
リノベーションとは何でしょう?





既存建築物の"刷新"を意味する言葉です。英語のrenovationには、刷新、修繕という意味があります。日本においてはリフォームという言葉の方が馴染み深いかもしれませんね。しかし私は、あえてリノベーションという言葉を用います。アメリカにおいてはリノベーションという言葉が、古くなったビルの改修工事の際に一般的に用いられるようになっています。



リフォームは従来型の改修工事であり、元に戻す、修復と言った意味合いがあります。そう、頑張ったところで元に戻すのが精一杯だったのです。ところがリノベーションは単に元に戻すのではなく、将来に向けての競争力を持つ建物に作り変えてしまうのです。
言い換えるなら、元に戻すのがリフォーム、既存建築物の価値を高め、刷新し、進化させるのがリノベーションということになります。



私たちの身の回りには、20年、30年経っているビルがたくさんあります。外観こそ老朽化していますが、躯体そのものはしっかりしているものです。その建物を5年後、10年後にも魅力的なものとなるようにリノベーションするなら、建物の価値は一層高まることでしょう。




私が提唱するリノベーションは、入居中の建物に対するものなので、基本的には建物の外観と共有スペースに関して行なわれますが、それでも単なる外壁の塗り替えとは全く次元が異なります。今後ご紹介していくリノベーション前とリノベーション後の写真をご覧いただければ納得していただける事でしょう。

将来的には、部屋の間取りも含めた大幅なリノベーションを手がけていきたいと思っています。